2020年01月07日

不登校の気持ち

不登校経験がある伊藤です。
今回は私の体験したこと、気持ちを書こうと思います。

私は中学3年の時にいじめに遭いました。
学校に行くのが辛くなり、仮病を使って学校を休むようになりました。

母は何も言わなかったですが、学校に行けない日々が続き、
だんだん母に申し訳ない気持ちになりました。

中学生は自立心が芽生えたり思春期の時です。
親に何でも話すというより、自分の問題を自分でなんとかしなければと思う時期でもあります。

母には言えない。
嘘をついて休む罪悪感。
本当は学校に行かなければならないのに休んでいるという罪悪感。
母に迷惑をかけてごめんなさいという気持ち。

朝が一番しんどい時間です。
母親の今日は行ける?という無言の声が聞こえてきそうで、
どうやって休もうか、無事に休めるかがかかっています。

学校に行きたくないという思いから、お腹がいたくなったり、身体がとても重かったり、
朝が体も心もしんどい時。

昼から夕方にかけては、休めた安心感で少し元気になり、心の楽な時。
夕方から夜にかけては、また翌日のことを考えなければならないので苦しくなります。

一日外にも出ず何もしていないので、睡眠バランスも崩れていきました。
夜中に目が覚め、暗い静かな家の中で包丁を持ち出し、
このまま死んでしまおうかなと思ったこともありました。

どこにも心の居場所がなく、心から安心できる人や場所もありませんでした。

ネットや携帯もなくしゃべる相手はいません。

平日に外に出ると近所の人に何か言われると思ったり、
世間の目が気になって、学校の時間は外にでることもできない。

どんどん孤立し孤独になり、
自分は存在しているのか?存在していてもいいのか?
そんなことを考えていました。

いじめは被害者が悪いけわけではないのに、
私は自分が悪かったと自分をとことん責め追い詰めていきました。

自己肯定感や自尊心も奪われていきました。

不登校になると、自分を責める子が本当に多く、
自分で自分を否定する感情もかなりの子が経験しています。

自分の心を守る為に不登校になったのに。
不登校になったことで自分の心がより蝕まれていく。
本当に悲しいです。

現在私はこの経験を生かし
コネクトスポットでも、他の場所でもさまざまな活動をしています。

不登校経験があったからこそ、悩んでる子たちの気持ちに寄り添うことができる。
この経験をして良かった。
不登校の経験が、今の私の力となり財産になっています。

私のように一人で悩む子どもが減り、
その子たちの居場所となる人や場所が増えていくことが心から願っています。




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