2018年04月21日

連携機関紹介―コミュニティソーシャルワーカー―

今回は、地域の困りごとの窓口の紹介です。

岡崎市社会福祉協議会

岡崎市役所の福祉会館の2階が窓口になっています。

こちらでは、年齢・障害を問わず、地域でお困りの方の相談に乗ったり、地域での居場所作りに取り組んでいます。

そしてそれを推進する専門スタッフが

コミュニティソーシャルワーカーです。

岡崎市で2名配置されています。


先日、実際に足を運び、コネクトスポットと関連する子ども・若者分野の取り組みについて伺って参りました。

岡崎市の取り組みとしては、

①子ども食堂について




子どもが食事を食べられない「貧困」の問題、家族が働いていて1人で食事をしている「孤食」の問題などの
解決に向けて、「子ども食堂」が広がって来ています。

社協さんの話では岡崎市では、現在3つ(滝町、緑ヶ丘、六名)で開催されている様で、少しずつ広まって来ています。
ちなみに愛知県内では長久手市が力を入れて取り組んでいるそうです。

子ども食堂の形は様々ですが、大きな共通点は
・食事を提供してくれる(子どもは無料であることも多い)
・地域の居場所として開放している。(子どもに限らず、誰もが利用できる形にしている所もある)

社協さんとしては、今後も子ども分野における地域作り事業として進めて行きたいと言うことでした。


②複雑なニーズの方への対応
相談窓口までなかなか来れない方や複数の相談窓口に行く必要のある方への対応をして行きたいと言うことでした。

例えば、障害福祉の制度だけでなく、介護保険制度、医療保険制度など複数利用する場合、窓口が異なるため間に入って説明が必要です。

子どもで言えば、教育委員会に所属するスクールソーシャルワーカー(今年度は8名在籍とのこと)とも連携して進めて行きたいと言うことでした。


ただ、現状では取り組み始めた所が多く、子ども・若者の分野に関してはこれからなのだと感じています。
コネクトスポットでは、この分野のコミュニティソーシャルワークに力を入れているため、今後も情報交換しながら連携できればと話をしました。

引き続き、顔の見える関係を築きながら、地域作りやケースワークにも取り組んで行きたいと思います。
  


Posted by コネクトスポット at 08:33 │コメントをする・見る(0)連携機関紹介

2018年04月14日

怠けているのでしょうか?




元気に学校や仕事に行っていた子どもが、家で寝てばかりいるとご家族からは

「怠けているのでしょうか?」

「あんなに元気だったのになぜ?」

など疑問や戸惑いの声が見られます。

この質問をされた答えの前に、親御様がそう言った想いを持ってしまうのも理由があります。

親世代の方は学校に行かないことは怠学や怠惰とみなされていたことが多いです。
そして辛くても耐え忍んで頑張って来たと言えます。
「働かざる者食うべからず」と言う様にある程度の年齢になったら働くことが当然視されていました。

それ故に目の前の子どもの行動は理解することができなかったり、常識外れだと感じたりして困惑してしまうのです。

そうなると、無意識のうちに

「自分は行けたのになぜいけないのか?」

「昔の方が大変だったぞ!」

など過去の経験や自分の姿と比べて言葉をぶつけてしまいます。


タイトルの質問に話を戻します。
「親御様は怠けている様に見えるかもしれませんね。」とご家族様の想いを共感する一方で
「現在している行為にはお子様なりに意味があります」とお子様のニーズへ視野を広げる様にします。

親御様も初めは理解できないかもしれません。
その考え方の枠を少し緩めたり、広げたりすることでお子様に対する見方や考え方だけでなく、自分自身についても振り返る機会を提供します。
ひきこもり・不登校について関わる際には、子どもや親を変えようとするのに固執するのではなく、家族全体のあり方を見直すことが大切です。

コネクトスポットでは、ひきこもり・不登校の家族会へ参画に加えて、必要に応じて親御様への個別のコンサルティングも取り入れながら、家族全体へのアプローチを大事にしています。  


Posted by コネクトスポット at 09:01 │コメントをする・見る(0)ご家族様からの質問

2018年04月06日

連携機関紹介―就労支援②―

今回、働くことへの不安や悩みをサポートして下さる連携機関をご紹介します。


「スリ―エーサポート」
http://www.aaasupo.com/




実際に所長様にお話を伺うことができました。

こちらの特徴として

①パソコンに特化したサポート


こちらの事業所はパソコンを利用したスキルアップに力を入れていらっしゃります。

事務作業スキル、HPの作成、動画編集、イラスト作りなど
個別のニーズに合わせたコースを用意して下さります。


②メンタルの面のサポート
それぞれ担当のスタッフがついてサポートされています。
利用者さんの中にもメンタルや対人関係の面で課題を抱えている方が多い様子ですが、しっかりフォローして下さります。

ちなみに精神科病院を受診されている方ならば、誰でも利用可能です。(詳しくは事業所へお問い合わせください)

③就職後のフォローアップ
就職までのサポートした後もじょぶこジョブコーチと言った資格を持ったスタッフが定着のサポートをして下さり、
多くの方が1年以上働き続けられています。

④しっかりとしたスタッフ研修
スタッフ間の連携や意識を高めるために、所長さんが率先して月2回ほどの社員研修に取り組んでいらっしゃいます。
また研修内容も新たなものを取り入れることに積極的です。

⑤地域のコミュニティ作り
「うつ病友の会」と言う当事者が気軽に集まって話ができる場作りに取り組まれています。


ひきこもりの方に対しての配慮として、
・短時間(1時間の利用からでもOK)
・試しに誰もいない土日へ来て場所に慣れるとこからと言う利用もOK
・在宅ワークの導入に向けて検討中

など前向きに受け入れをして下さる印象でした。

また来所されている方の中に家庭へ訪問してサポートをした方が良い方もいると言うことで
連携を深めて行ければと思いました。


コネクトスポットでは実際に事業所に足を運んで意見や想いを話し合うことで顔の見える連携を持ちながら、
ひきこもりの方を地域全体で考えて行ける様にネットワーク作りに動いて行きます。
  


Posted by コネクトスポット at 12:45 │コメントをする・見る(0)連携機関紹介

2018年04月02日

シェアオフィス

今まで、お子様や親御様の相談を受けるのにカフェなどを利用していました。

ただ、話す内容がかなりのプライバシーがあるので、どこかないかなと探していた所、良いところを見つけました!


Camping Office OSOTO(キャンピング オフィス オソト)




岡崎市で4月にオープンするコワーキングスペースとシェアオフィスなどの機能を備えた場で

スノーピークスも入っているため、アウトドアな雰囲気で良い感じです。

今後は、親御様向けの個別コンサルティングを行なったり、グループセッション、支援者の方との打ち合わせなどに活用して行きたいと思っています。  


Posted by コネクトスポット at 12:10 │コメントをする・見る(0)コネクトスポットの紹介