2018年06月12日

連携機関紹介―民間の学習塾―

コネクトスポットの活動に興味を持って、声を掛けて下さった学習塾さんの紹介です。

「個別指導塾アプローチ」さん



特徴は内装です。



1人1台パソコンと机が置いてあり、一見するとオフィスです。
ここでは先生から授業や指導を受けるのではなく、パソコンのソフトを用いてそれぞれのペースで勉強するスタイルになっています。

実際にソフトを体験しました。


通常の勉強と言うとどうしても、
教科書などの文字を「読む」
計算問題、漢字など「書く」
がメインですが、これは理解力と意欲があれば良いですが、そうでない場合は難しいでしょう。

アプローチさんは
画面の映像を「見る」
様々なキャラクターたちの声を「聞く」と言った形なので、
勉強すると言うハードルを下げる効果がありそうだと感じました。

またパソコンが相手なので、よく言われる
「先生との相性」「先生の当たりはずれ」
みたいなストレスもないです。


コネクトスポットが関わっている不登校や発達障害をお持ちのお子さんが勉強に興味を持つ1つの手段として有効だと感じました。

また通常の塾だと、放課後の時間である16:00以降の営業ですが、
不登校の子たちに対応してその前の時間でも個別対応可能
とのことでした。これはありがたいですね。

「これから勉強を始めたい。けど、学校に行くのは人が居て難しいから教えて欲しい。」

と言う声に対する選択肢として繋げて行ければと思いました。

コネクトスポットは不登校のお子さんに対して、公的機関(学校の担任の先生、教育委員会など)、医療機関だけでなく、
不登校への理解のある民間の事業所とも連携して、
「地域で子ども・若者を育てる」ことの実現を目指しています。  


Posted by コネクトスポット at 09:01 │コメントをする・見る(0)不登校について連携機関紹介

2018年06月05日

家族会ってどんな場所でしょうか?行った方が良いですか?




不登校・ひきこもりの子ども・若者と関わる上で、そのご家族にも必ず関わりを持つことになります。

本人をなんとかしたいと熱心になるご家族(主にお母さんが多いです)が多いですが、
一方で自身も周囲に相談ができずに頑張っている、こもってしまっていることが多いです。

実際にご家族からも
「近所の目が気になる」「子どもが不登校になって引け目を感じる様になった」「友人にも相談し辛い」
と言った声をお聞きします。

その際には、子どもと関わることと並行して、ご家族にも繋がり(相談先)が持てる様に関わりを持って行きます。

具体的には不登校やひきこもりの家族会を紹介させて頂くことは多いです。
家族会と言うと初めての方は
「家族会ってどんな場所でしょうか?行った方が良いですか?」
と少し不安や戸惑いを語られることが多いです。

その際には、コネクトスポットも家族会に参加している経験も踏まえて、
・同じ様な気持ちや境遇の人の話を聞くだけでも、「自分だけではない」と言う孤独感の緩和や安心感・連帯感に繋がります。
・今まで誰にも話せなかった方ならば、想いを話すことで溜め込んでいた感情を発散でき、すっきりされる方が多いです。
・出入り自由なことが多いので、試しに行ってみて「こんな場所もあるんだ」と思うだけでも良いと思います。
などの説明をします。

実際に行かれたご家族からは
、「話をきいてもらえて良かった」「気持ちの整理ができた」「当事者の経験が参考になった」など
の声を頂いてます。
その気持ちの変化は、子どもとの距離感や関係性にも影響を与えて、今まで悪循環に陥っていた親子関係の変化へと繋がっていると感じます。
不登校・ひきこもりの課題解決に向けては専門職のアプローチも必要になりますが、「共感」「安心して話すことのできる居場所」を求めるご家族にとって、家族会(ピアサポート)も必要になると感じます。

コネクトスポットでは岡崎市の家族会に実際に足を運び、お互いに連携できる様にしています。行くことに不安のある方は間に入って紹介することも可能ですので、お気軽にご相談ください。  


Posted by コネクトスポット at 08:30 │コメントをする・見る(0)ご家族様からの質問