2019年12月27日

摂食障害についてと対応

カウンセラーの伊藤です。

『摂食障害』

近年、芸能人の告白する人も増え、
テレビやメディアで取り上げられることも増えてきました。

先日テレビで小学3年生の子が摂食障害を発症した再現ドラマなども放送されていました。
摂食障害は低年齢化している問題でもあることを感じました。

摂食障害の中には拒食症、過食症があります。
どちらか一方の場合もあれば、
どちらも持っていて交互に症状がでる方もいます。

原因はさまざまです。
・親や友達に体型のことを指摘され気にしだす
・思春期にダイエットを始めたのをきっかけに発症
・ストレスや寂しさを紛らわす為に食への依存として症状が出る
・親子関係に問題がある場合

一概にこれといった原因があるわけではありません。

症状もいろんなケースがあります。
・食べ物を受け付けなくなる(一部の物しか食べない)
・食べたものを下剤で出そうとする(下剤乱用)
・食べ吐き(過食嘔吐)
・食べ物を口にするか飲み込まずに出す(チューイング)

アルコール依存症や他の依存症を併発してる場合も結構あります。

摂食障害の根本は根が深く、
その行為自体を辞めさせることは根本的解決になりません。

時間をかけ、食や体型のこだわりや偏った考え方を緩和していくことと、
心のケアも並行して行うことも大切です。

心の問題から来ている場合、まずその行動をやめさせるのではなく、
心のケアからはじめ、本人が納得した上で治療をしていかなければ、
問題は根本的に解決されたとは言えません。

根本的に問題を解決しなかった場合、
摂食障害は収まったとしても、別の問題行動として移行してしまうだけの場合もあります。

原因が親子関係や寂しさなど根深い問題があった場合、
摂食障害の症状が収まったとしても、
また別の症状が現れ、この繰り返しになることも少なくありません。

食べ物のコントロールは自分の気持ちでなんとかなるとか、
簡単コントロールできるだろうと感じている人もいますが、
食べだしたらお腹いっぱいになっても食べてしまったり、満腹感自体を感じなかったり、
食べたくないのに食べ続けてしまう場合もあります。

拒食症も重度になると、
食べようとする気持ちはあるのに食べると身体が受け付けなくなる。
身体に食べ物や栄養が入ること自体が怖い。
自分ではどうにもならなくなり命の危険にさらされ、入院や点滴で栄養補給しなければならなくなります。

どうして発症したか、根本的問題を探し、
理解と正しい対応や声かけが周りの人には必要です。

対応として、、、
本人を責めたり否定したりしない。
本人の気持ちを聞き、尊重する。
過食や拒食を無理に止めさせようとしない。

本人が治したいと思ってるのに自分だけではどうにもならなくなっている場合。
医療機関や専門のカウンセラー、自助グループと繋がることも回復に繋がります。

真面目で自分を追い込んでしまう性格の人が発症する例も多く、
一人で抱え苦しんでいる人もいます。

一人じゃない。
そう思えることも回復への大きな支えとなります。


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