2018年03月16日

「どこに相談に行けば良いですか?」




ひきこもりの課題と向き合う時の難しさとして、当事者自身が助けを外部に求めることが難しいことがあげられます。

そのため、当事者の家族が助けを求めることからサポートが始まって行きます。
その際にご家族から

「どこに相談に行けば良いですか?」

と言う質問をよく受けます。

その答えとしては「ご希望や状況によって決まります」と言うことになります。

具体的に岡崎市で言えば
「ひきこもり」の総合的な公的窓口は、保健所になります。

「病気」と言うことで治療(薬や心理療・作業療法など)が必要であれば、医療機関になります。
※成人であれば精神科が子どもならば児童精神科が紹介されることが多いです。

「障害」と言うことで生活・就労支援(福祉サービス)が必要であれば、障害者機関相談支援センター(各地区に設置)になります。

「不登校」と言うことで小中学生で登校復帰の支援が必要であれば、教育相談センターになります。

「ニート」と言うことで就職活動をするならば若者サポートステーションになります。

家族の相談と言うことであれば、NPO団体が行っている家族会になります。

上記の様に、「どこかに所属すること」をしないと、「ひきこもり」と言うことだけではなかなか制度を利用することができない現状があります。

大事なのは、ご本人とご家族のニーズ(何を必要としているか?)です。
それに寄り添って、必要な制度を利用して行くと言うことをコネクトスポットは大切にしています。

また各機関に足を運んで顔の見えるネットワーク作りに取り組んでいます。もしも紹介先の機関に行くことを躊躇してしまうと言うことであれば、事前に電話で紹介しておくだけでもかなりハードルが下がりますし、初回は同行サポートすることへの対応も考えています。

どうぞお気軽にご相談ください。