2018年03月07日

昼夜逆転について




ひきこもり・不登校の当事者の家族(主にお母さん)からよくご相談を受ける話に

「昼夜逆転していて困っているんです」と言うことがテーマになります。

話を聞いて行くと、「ゲームなどを夜通しやっている」「朝起こしても起きて来ない」
と生活状況が浮かび上がって来ます。

生活リズムを整えることは、訪問サポートで関わる上での1つのテーマになりますが、

「来週は絶対に起きててね」「もし寝ていたら起こすよ」と言った『外発的な働きかけ』

一時的には良いですが、継続は難しいです。何より起こす側も起こされる側も大きなストレスを伴うため、関係が悪化する可能性が高いです。

それよりも朝起きるきっかけを作ってあげる方が上手く行きます。

「朝は~の好きなホットケーキを一緒に食べよう。」
「犬の朝のエサをあげるのお願いして良いかな?」

など本人に起きようと思える目的や役割が持てる様になると『内発的な働きかけ』に繋がり、徐々に自分の力で起きれる様になります。


コネクトスポットではキーとなる「起きるきっかけ」について、
本人の興味や生活状況・家庭環境も踏まえて一緒に考えることを大切にしています。
  


Posted by コネクトスポット at 13:08 │コメントをする・見る(0)ご家族様からの質問