2019年12月04日
そんなあなたに届けたい、様々な利用のかたち~高次脳機能障害のあるAさん~③
前回、前々回と高次脳機能障害のあるAさんの利用に至るまでの流れをご紹介しました。
今回はコネクトスポットを利用する際、具体的にどのように過ごし方を決めていくのかについて例を挙げてご説明していきます。

コネクトスポットのパンフレットでご紹介している利用の流れではオレンジの枠内の内容になります。
パンフレットはコネクトスポットのホームページから読むことができます
コネクトスポットでは一人の利用者さんに対して、一人のスタッフが担当者になります。
(他のスタッフもそれぞれの専門性を活かして関わります。)
個別プログラムの作成にあたっても主に担当者がサポートに入ります。
利用者さんの希望とありたい姿(1年後の目標)に対して、担当者はそれまでの道のり(計画)を考えるサポートをします。
道のりは
・心身管理の状態(健やかさを保つこと)
・生活習慣づくり
・地域生活、地域参画(仕事や地域活動など)
・自己表現、文化的生活(趣味や自分ならではの活動)
・ネットワークづくり(相談できる人との関係性づくり)
など様々な視点から考えます。
Aさんの希望とありたい姿は「自分の病気や障害のことを知りたい」
「自分の病気や障害と付き合いながら、やりたいことを見つけられている姿」だとすると・・・
道のりとしては
例えば・・・
心身管理の状態(健やかさを保つこと)でいうと、
→コネクトスポットで描きたい姿は
「脳梗塞の再発予防に必要な行動をとれる、障害との付き合い方をみつける」
→その姿に近づくために今どこまで行けてどこに壁があるか?
「病気に対する知識や障害の特徴について理解はしているが、生活への活かし方に不安がある.」
→ではコネクトスポットではどう過ごすのか?
「生活への活かし方について安心できるように、 看護師との日々生活の振り返りをする、作業療法士にアドバイスを受けながら日常生活の工夫と実践の振り返り」を行う
といったように考えていきます。
地域生活、地域参画(仕事や地域活動など)でしたら
→コネクトスポットで描きたい姿は
「自分に合ったペースで活動できる仕事を見つけられる」
→できていること、壁になっていることは
「無理のないペースで仕事をするためには工夫が必要なことは理解しているが、具体的にどのように工夫していけばよいのかわからない」
→コネクトスポットでは
「体験講座のプログラムや個別の作業プログラムに参加し注意や記憶力など自分に合ったペースを確認する、関心に応じてボランティアや職業体験に参加して自分のペースに合いそうなものを探す」
というように考えたりします。
生活習慣づくり、自己表現、文化的生活(趣味や自分ならではの活動)、ネットワークづくり(相談できる人との関係性づくり)の視点でもこのような流れで考えていきます。
このように個別プログラムを考えた上で日々のコネクトスポットの過ごし方を考えていくことになります。
ということは利用者さん一人ひとり過ごし方が異なってきますね。
これもコネクトスポットが「自分らしく」過ごせるポイントのひとつではないかと思います。
コミュニティーナース 中田
コネスポ・HP
↓ ↓ ↓
https://npo.connect-spot.net/
コネスポ・インスタグラム
↓ ↓ ↓
https://www.instagram.com/connnect.spot/
コネスポ・facebook
↓ ↓ ↓
https://www.facebook.com/pg/connect.spot.net/posts/?ref=page_internal
2019/11/12
2019/11/27
今回はコネクトスポットを利用する際、具体的にどのように過ごし方を決めていくのかについて例を挙げてご説明していきます。

コネクトスポットのパンフレットでご紹介している利用の流れではオレンジの枠内の内容になります。
パンフレットはコネクトスポットのホームページから読むことができます
コネクトスポットでは一人の利用者さんに対して、一人のスタッフが担当者になります。
(他のスタッフもそれぞれの専門性を活かして関わります。)
個別プログラムの作成にあたっても主に担当者がサポートに入ります。
利用者さんの希望とありたい姿(1年後の目標)に対して、担当者はそれまでの道のり(計画)を考えるサポートをします。
道のりは
・心身管理の状態(健やかさを保つこと)
・生活習慣づくり
・地域生活、地域参画(仕事や地域活動など)
・自己表現、文化的生活(趣味や自分ならではの活動)
・ネットワークづくり(相談できる人との関係性づくり)
など様々な視点から考えます。
Aさんの希望とありたい姿は「自分の病気や障害のことを知りたい」
「自分の病気や障害と付き合いながら、やりたいことを見つけられている姿」だとすると・・・
道のりとしては
例えば・・・
心身管理の状態(健やかさを保つこと)でいうと、
→コネクトスポットで描きたい姿は
「脳梗塞の再発予防に必要な行動をとれる、障害との付き合い方をみつける」
→その姿に近づくために今どこまで行けてどこに壁があるか?
「病気に対する知識や障害の特徴について理解はしているが、生活への活かし方に不安がある.」
→ではコネクトスポットではどう過ごすのか?
「生活への活かし方について安心できるように、 看護師との日々生活の振り返りをする、作業療法士にアドバイスを受けながら日常生活の工夫と実践の振り返り」を行う
といったように考えていきます。
地域生活、地域参画(仕事や地域活動など)でしたら
→コネクトスポットで描きたい姿は
「自分に合ったペースで活動できる仕事を見つけられる」
→できていること、壁になっていることは
「無理のないペースで仕事をするためには工夫が必要なことは理解しているが、具体的にどのように工夫していけばよいのかわからない」
→コネクトスポットでは
「体験講座のプログラムや個別の作業プログラムに参加し注意や記憶力など自分に合ったペースを確認する、関心に応じてボランティアや職業体験に参加して自分のペースに合いそうなものを探す」
というように考えたりします。
生活習慣づくり、自己表現、文化的生活(趣味や自分ならではの活動)、ネットワークづくり(相談できる人との関係性づくり)の視点でもこのような流れで考えていきます。
このように個別プログラムを考えた上で日々のコネクトスポットの過ごし方を考えていくことになります。
ということは利用者さん一人ひとり過ごし方が異なってきますね。
これもコネクトスポットが「自分らしく」過ごせるポイントのひとつではないかと思います。
コミュニティーナース 中田
コネスポ・HP
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Posted by コネクトスポット at 06:59│コメントをする・見る(0)
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