2019年12月13日
少しづつ止めていくことと、少しづつ積み上げること
こんばんは。澤井です。
ABAの人は冷たいというイメージってある人はいますか?
僕もそういうイメージを抱いたこともありますが。
TEACCHの偉い先生にABAとTEACCHは違うの?って聞いたことがあります。
基本的にはおんなじやにと 英語で仰ってくれた記憶があります。
ABAは応用行動分析の略です。
最近ABA派の人と喋っていておもしろいなと思ったのは、
「フェイディングはスモールステップとおんなじ」と言っていて
ああ!!そりゃそうだとなりました。
フェィディング、fading(フェードアウト?)「消えていく、減らしていく」みたいな意味だと思います。
簡単に考えると支援を減らしてくということ。
僕は絵カードやスケジュールの支援が大好きなので、足し算で支援を作ります。
つい最近まで引き算の支援、フェイディングなんてどうなんだろうと思ってました。
一方で、
スモールステップについて
今できないことも できることを一つ一つ重ねていくとできるようになるということ
これってフェイディングと似てるという理屈です。
スモールステップのイメージ(子どものできることが伸びていくイメージ)
1 2 3 4 5とできる事が増えていきます。 いきなり1〜5までジャンプではなく、一つづつ本人のレベルに合わせてというところが大事です。
フェイディングのイメージ(子どものできることが伸びていく時に、支援者のすることが減っていくイメージ)
5 4 3 2 1と支援者は支援を減らしていきます。一方で子どもは支援者のヒントが減っても理解が増しているから1 2 3 4 5とできることが増えていく。
そう考えたら、支援を減らす ってなんとなく嫌だなと思ってたのが
フェイディングもスモールステップもおんなじことだなと気づきました。
優秀な支援者に出会うと、嫉妬もしますが、自分のできてなさ(=これからの伸びしろ)に気づけるので、ありがたいなと思います。
何より支援をちゃんとしている人を見ていると気持ちいいのです。やるべきことを手を抜かず、根拠に基づきつつ、そして支援を楽しみ自分を楽しむ。
良い支援って何かっていうと たぶん 楽しむこと 力を尽くすこと 実証されているやり方を使うこと
そういう意味では ティーチでも ABAでも 他の学問でもあまり変わりません、おそらく。
そして、支援者は自分を楽しむ余裕があるから 少しづつ自分の存在を減らしていく 依存関係にならない
そして、被支援者は自分を楽しみはじめ、少しづつできることが増えていく あるいは すでに持っていた才能を開花させるだけ
支援と被支援を乗り越える対話みたいな話も書きたいけれど、ちょっと自分の詳しいジャンルからずれるかな。
さて 今日はおしまい。 また
さわい拝
発達支援アドバイザー
ABAの人は冷たいというイメージってある人はいますか?
僕もそういうイメージを抱いたこともありますが。
TEACCHの偉い先生にABAとTEACCHは違うの?って聞いたことがあります。
基本的にはおんなじやにと 英語で仰ってくれた記憶があります。
ABAは応用行動分析の略です。
最近ABA派の人と喋っていておもしろいなと思ったのは、
「フェイディングはスモールステップとおんなじ」と言っていて
ああ!!そりゃそうだとなりました。
フェィディング、fading(フェードアウト?)「消えていく、減らしていく」みたいな意味だと思います。
簡単に考えると支援を減らしてくということ。
僕は絵カードやスケジュールの支援が大好きなので、足し算で支援を作ります。
つい最近まで引き算の支援、フェイディングなんてどうなんだろうと思ってました。
一方で、
スモールステップについて
今できないことも できることを一つ一つ重ねていくとできるようになるということ
これってフェイディングと似てるという理屈です。
スモールステップのイメージ(子どものできることが伸びていくイメージ)
1 2 3 4 5とできる事が増えていきます。 いきなり1〜5までジャンプではなく、一つづつ本人のレベルに合わせてというところが大事です。
フェイディングのイメージ(子どものできることが伸びていく時に、支援者のすることが減っていくイメージ)
5 4 3 2 1と支援者は支援を減らしていきます。一方で子どもは支援者のヒントが減っても理解が増しているから1 2 3 4 5とできることが増えていく。
そう考えたら、支援を減らす ってなんとなく嫌だなと思ってたのが
フェイディングもスモールステップもおんなじことだなと気づきました。
優秀な支援者に出会うと、嫉妬もしますが、自分のできてなさ(=これからの伸びしろ)に気づけるので、ありがたいなと思います。
何より支援をちゃんとしている人を見ていると気持ちいいのです。やるべきことを手を抜かず、根拠に基づきつつ、そして支援を楽しみ自分を楽しむ。
良い支援って何かっていうと たぶん 楽しむこと 力を尽くすこと 実証されているやり方を使うこと
そういう意味では ティーチでも ABAでも 他の学問でもあまり変わりません、おそらく。
そして、支援者は自分を楽しむ余裕があるから 少しづつ自分の存在を減らしていく 依存関係にならない
そして、被支援者は自分を楽しみはじめ、少しづつできることが増えていく あるいは すでに持っていた才能を開花させるだけ
支援と被支援を乗り越える対話みたいな話も書きたいけれど、ちょっと自分の詳しいジャンルからずれるかな。
さて 今日はおしまい。 また
さわい拝
発達支援アドバイザー
Posted by コネクトスポット at 00:13
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