初回相談では何を聞かれるの?③ ~時間の使い方から暮らしを見つめ直す~

コネクトスポット

2019年11月17日 08:03

精神障害・発達障害など見えない障害を専門にする作業療法士の山下です。

これまで、実際にコネスポに問い合わせ➡︎初回相談(無料)ではどんなことを話すのか紹介して来ました。

2019/11/05


2019/11/10



今回、追加でお伝えしたいのは"時間の使い方"と言う視点です。


これは本人もしくは家族から現状を変える方法を教えて欲しいと言う場面で情報共有します。

よく家族からは「どんな言葉をかければ本人が動きますか?」と質問がありますが、
コネスポでは、言葉の使い方ではなく、「時間(さらに言えば空間と人間を加えた三間)」の使い方を見つめ直していきます。

例えば家族からは
「ずっと1日中、何もせずに過ごしています。家の手伝いなど何かさせた方が良いのか?」

もしくは本人からも
「無意味な時間を過ごしている気がする。何かやった方が良いのか?」

などの言葉があった場合、
三間表を作成します。
これも"つながりマップ"と同様に共同作業で作成していきます。



何か生活を変えるには
・余白の"時間"
・何かを行う"空間"
・それを行う"人間"
が相互に影響しています。

三間表を書いて行くと、
「ここの隙間時間をなんとかしたいなー。」
「リビングが意外と落ち着く空間なのかも。」
「夕食は家族が顔を合わせる時間だから大切にしたいね。」

と大切にしていること、こだわりが見えて来ます。
ここを私たちスタッフとの対話を通して掘り下げて行って、現実的に実現可能なプランを立てて行きます。

その後の具体的なサポートとして、
・日中の空いた時間を上手く活用するための"通所サポート"
・自宅での時間の使い方を上手く活用するための"訪問サポート"

提案して本人が希望する暮らしをかなえるために伴走して行きます。


興味を持たれた方、知り合いに紹介してみたいと思った方、お気軽にお問い合わせ下さい。


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