連携機関紹介―コミュニティソーシャルワーカー―
今回は、地域の困りごとの窓口の紹介です。
岡崎市社会福祉協議会
岡崎市役所の福祉会館の2階が窓口になっています。
こちらでは、年齢・障害を問わず、地域でお困りの方の相談に乗ったり、地域での居場所作りに取り組んでいます。
そしてそれを推進する専門スタッフが
コミュニティソーシャルワーカーです。
岡崎市で2名配置されています。
先日、実際に足を運び、コネクトスポットと関連する子ども・若者分野の取り組みについて伺って参りました。
岡崎市の取り組みとしては、
①子ども食堂について
子どもが食事を食べられない「貧困」の問題、家族が働いていて1人で食事をしている「孤食」の問題などの
解決に向けて、「子ども食堂」が広がって来ています。
社協さんの話では岡崎市では、現在3つ(滝町、緑ヶ丘、六名)で開催されている様で、少しずつ広まって来ています。
ちなみに愛知県内では長久手市が力を入れて取り組んでいるそうです。
子ども食堂の形は様々ですが、大きな共通点は
・食事を提供してくれる(子どもは無料であることも多い)
・地域の居場所として開放している。(子どもに限らず、誰もが利用できる形にしている所もある)
社協さんとしては、今後も子ども分野における地域作り事業として進めて行きたいと言うことでした。
②複雑なニーズの方への対応
相談窓口までなかなか来れない方や複数の相談窓口に行く必要のある方への対応をして行きたいと言うことでした。
例えば、障害福祉の制度だけでなく、介護保険制度、医療保険制度など複数利用する場合、窓口が異なるため間に入って説明が必要です。
子どもで言えば、教育委員会に所属するスクールソーシャルワーカー(今年度は8名在籍とのこと)とも連携して進めて行きたいと言うことでした。
ただ、現状では取り組み始めた所が多く、子ども・若者の分野に関してはこれからなのだと感じています。
コネクトスポットでは、この分野のコミュニティソーシャルワークに力を入れているため、今後も情報交換しながら連携できればと話をしました。
引き続き、顔の見える関係を築きながら、地域作りやケースワークにも取り組んで行きたいと思います。
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