2019年11月18日

オランウータンとチンパンジー

澤井です。前職では放課後等デイサービスで、自閉症やダウン症、発達障害圏のお子さんの支援をしてきました。

発達障がいって何?ってことをわかりやすく書いていけたらいいなと思ってます。

動物園の飼育員さんからオランウータンは自閉症の人と似ているという話を聞きました。チンパンジーは集団の中でポジショニングするし、社交性があるらしいですが。

それに対して
オランウータンはグループで行動せず、基本的に単独で生活するそうで、こだわりが強く、自閉症に似ているらしいです。

非社交的でこだわりが強い=自閉症 ではありませんし
また人間の祖先がオランウータンやチンパンジーでもありません。

しかし、自閉症や発達障がいについての考え方の枠組みとしてオランウータンとチンパンジーの違いを使うとおもしろいなと。

つまり、自閉症や発達障害と呼ばれる方々といわゆる健常者と言われている人の違いを障がいがある、なしで別けることが正しいのか?という見方です。

仮にこだわりが強く、マイペースなオランウータンが発達障害的だとします。仮にチンパンジーが健常者と呼ばれる人々とします。

でも、チンパンジーもオランウータンも障がいはないですよね。ライフスタイルや遺伝子が違うだけ。

もしも僕達人間がチンパンジー型とオランウータン型に別れると考えたら、健常者と呼ばれる人間はチンパンジー型かもしれません。群れ(集団)で活動し、コミュニケーションを円滑にすることが求められているから。数としてもチンパンジー型が多い多数派でしょう。

オランウータン型は単独行動をとり、こだわりが強い、コミュニケーションはあまり得意ではない。そしてたまたまオランウータン型はチンパンジー型に比べて、数が少ない。少数派だ。

そしてオラウータンらしさが際立つ人は発達障がいがあるということになるのかもしれない。

オランウータンが多くチンパンジーが少ない国に行けば、それは障がいじゃなくなる。


発達障害の方や、その傾向がある方たちは脳の使い方が健常と呼ばれる人と違うそうです。コミュニケーションは得意ではないが、一つのモノ・コトへのこだわり(愛)があり、好きなことに集中する能力が高い人達なのかもしれません。

現実には障がいがあるとされて苦しんでおられる方も、障がいのある方の対応で苦慮されている周りの方もいらっしゃいますが、

障がいのあるなしで見るというか、チンパンジー的な人とオランウータン的な人がいるだけかもしれません。

オランウータンにはオランウータンに合ったライフスタイルや環境があれば、楽に暮らせるのではないでしょうか。

別に障がいと言われる必要もないのかもしれません。

オランウータンは自閉症に似ていると動物園の飼育員さんが言ってたことがきっかけで、着想を得て書きました。

ぼくはただのロマンチストなんじゃないかとも思いますが。

澤井


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